（今回の取材を受けてくださった方）
株式会社八尾金網製作所　山上さま、植田さま

大正６年に八尾市で創業され、ものづくりのまちと共に歩まれてきた株式会社八尾金網製作所さま。2024年で創業107年を迎える老舗企業として、国内では数少ない、素材から製品まで一貫生産できる特殊金網メーカーです。
 
今回はそんな八尾金網製作所さまに訪問し、
「1970年万博の思い出」と「2025年万博への想い」を聞いてきました！

――――1970年万博の思い出を教えてください！
当時はまだ小学生で、わたしは家族と一緒に万博へ行きました。
上本町駅から地下鉄の直通で会場まで行けたので、とても便利でしたよ。
万博の会場では、三波春夫の「世界の国からこんにちは」がずっと流れていたましたね。それに、どこを見ても外国の方がたくさんいて民族衣装を着ていたり、万博が国際的なイベントなんだと実感しました！
 
――――印象に残っているパビリオンはありますか？
月の石についてはよく覚えていて「めっちゃ並んで見たけど、ただの石やん」という感じでした（笑）
そして、パビリオンの中でも特に「すごいな！」と感じたのは、『ソ連館』でしたね！
 
――――ソ連館ですか！どんな展示内容だったんですか？
・・・いえ、正直、展示内容については覚えてないんです（笑）
私が感動したのはソ連館の建物なんです！その外観が、これまでの人生で見たことのない見た目をしていて、それが未来っぽくて本当に感動しました。空を突き刺すように伸びている屋根がとても印象深くて、未来へのワクワクを感じることができたんです！

――――お話を聞いているだけで、万博にワクワクされた当時の高揚感が伝わってきます！ちなみに、おみやげって何か買われました？（笑）
こうして当時の話をしていると、色々と思い出がよみがえってきます。そうですね、おみやげは、手のひらサイズの「太陽の塔」を購入しましたね（笑）
 
――――手に乗る太陽の塔ってかわいいですね！（笑）　それでは最後に2025年万博に自社が出展することに対する想いをお願いします。
「未来」を感じたあの万博に自分の会社が出ることが本当にうれしいです。当時の同級生の友達には、まだこのことを伝えていないので、話したときに「すごいね！」と驚かれるのがとても楽しみです！

――――山上さま、楽しいお話をたくさんありがとうございました！
続いては、作業場に入らせていただき、植田さまに取材させていただきました！よろしくお願いします！！

――――1970年万博の思い出を教えてください！
当時は奈良に住んでいて、高校生でした。夏の暑い時期に、友人と二人で万博へ行ったことを覚えていますね。
会場に入るとたくさんの人がいて、特に太陽の塔の周りはすごい人でした。当時は、今の万博記念公園の太陽の塔とは違って足元にステージがあって、たくさんの人が集まってイベントをしていたんです。
 
――――印象に残っているパビリオンはありますか？
高校の友人と相談して、「三菱未来館に行きたい」と言っていたんですが、三菱未来館の行列があまりにも長すぎて断念しました。
だから、比較的空いているパビリオンに入りました。でも、展示内容はほとんど覚えていません（笑）
 
――――「パビリオンの外観がすごい」というお話を聞いたんですが、どう感じましたか？
三菱未来館もそうですが、どのパビリオンも見たことのない外観をしていて圧倒されました！
当時の日本にある建物とは全く違うデザインだったので、とても新鮮だったんだと思います。万博会場全体が「未来」を彷彿させる特別な空間でした。

――――当時、一緒に行ったご友人には、万博に出ることを伝えましたか？
いいえ、まだ伝えていません（笑）
でも万博に出ることを伝えたら、きっとその友人は喜んでくれるはずです！
当時の万博で感じた興奮を今度は自分たちのブースで感じてもらい、来場者の方に「あっ」と驚いてもらいたいです！

――――本日は取材を受けていただき誠にありがとうございました！万博までの道のり、これからも引き続きよろしくお願いいたします！！

株式会社八尾金網製作所
https://www.yaokanaami.co.jp/

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この取材シリーズは全13社リレー方式となります。次の企業へつなぐ「バトン」を八尾金網製作所さまにご用意いただきました！

【今回のバトン】

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取材班は、この「バトン」を持って次の企業へと向かいます！
第2回はヤマトエスロン株式会社さまです。乞うご期待ください！