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皆様、こんにちは!八尾市産業政策課の西田です。

2025年に開催される“大阪・関西万博”大阪ヘルスケアパビリオンのリボーンチャレンジに、【まちこうばのエンターテイメント! ~みせるばやおモデル~ 】として出展する八尾市ですが、ココに出てくる「みせるばやお」って何なの??と思われている方も少なくないのではないでしょうか。
 
今回は、「みせるばやお」について紹介したいと思います。

みせるばやおの玄関と内観

みせるばやおとは

「みせるばやお」は、2018年に八尾の玄関口である近鉄八尾駅前の商業施設LINOAS(リノアス)の8Fにオープンした施設です。
新たなイノベーションを起こすことを目的に企業・大学・金融機関・行政が連携したコンソーシアム(共同事業体)なんですが、八尾市のものづくり産業が自社の技術力や製品力、ものづくりの楽しさやカッコよさを“魅せる場”なんです。

誰に魅せたいか

他の企業さん、外国から来た人、市外・府外の人。対象は色々あります。でも最初に魅せたいのは、八尾市の市民さん、子どもたちなんです。

何で地元の人??

考えてみてください。
一般市民としてフツーに生活してたら、住んでる町の工場で何を作ってるとか何がスゴイのか、とか知りませんよね??
知らなかったら応援どころか、「隣の工場うるせぇなぁ」とか「工場の人ってガラ悪そうだからキラーイ」とか、「八尾なんか何も無いし、東京行きたいわぁ」ってなりますよね。知らん=嫌いなんです。
 
もちろん、外国の人、市外・府外の人に魅せたくない訳じゃありません。
○○するには、まず身内から、とか言いますよね。
「地域貢献は、ブランディングの1丁目1番地」って偉い人も言ってますし。
 
子どもたちにカッコイイ未来を魅せる。ものづくりに触れる機会を提供する。教育と企業をつなげて地域を学ぶ機会を創出する。こういうことが地元の人に八尾のリアルを知ってもらって、応援してもらう仕組みになっています。

何をやっているの??

「みせるばやお」では、こんなことをやっています。

  • 企業による子ども向けワークショップを開催しています。

  • 企業と企業がコラボして新商品が生まれています。

  • 創業前のカフェのチャレンジスペースになっています
    (チャレンジカフェ)

  • 企業同士が課題を持ち寄って、新しい発想を議論する場になっています。

  • 小中学校の社会見学の場所になっています。

  • 大人の社会見学の場所にもなっています(他地域からの視察)

  • 子どもがボルダリングで遊べます。

  • Made in Yao の商品が買えます。(みせるばマルシェ)

  • 地元企業と学生の交流の場所になっています。(就活BAR)

  • オープンファクトリーイベントの拠点になっています。
    (FactorISM)

子どもたちの遊び場(ボルダリング)とチャレンジカフェ、圧倒的権限者の荒木館長

本当に色々やっています。他にも挙げだしたらキリがないくらい色々やっています。
でも全部最初から決めてやってる訳ではありません。
集うことで、「アレやりましょう!」「コレやったらいいんじゃない?」って生まれてくるものばかりです。糠床モデルって呼んでいます。問題と思っていたものが発酵して新しい解決策に変化するからです。
 
この取り組みの発展形が、「八尾市、大阪関西万博出るってよ」です。
2025年、少し未来の「みせるばやお」が下の写真のようになる日も近い・・??